矯正治療で美しい歯並びと、心身の健康を手に入れましょう

矯正治療は、単に歯並びを直して見た目の美しさを手に入れるだければありません。きれいな歯並びになることで、日々のブラッシング等によるケアがしやすくなり、結果的に虫歯や歯周病を防ぎやすくなります。また、噛み合わせが悪いと、口内環境が悪くなりやすいだけでなく、頭痛や肩こりの原因になるなど、口以外の身体のほかの部分にも影響が出てきてしまいます。そこで矯正治療をして歯並びを正しくすることにより、そういった不具合を取り除くことができます。

ほかにもメリットとして、矯正治療をすることによって歯並びのコンプレックスがなくなり、人前で話をしたり笑ったりすることに対しての抵抗が減って、以前と比べて明るい性格になることがあげられます。当院では、矯正専門の歯科医師が患者様の心身共に健康な暮らしを手に入れるお手伝いをさせていただきます。

不正な歯並びを放っておくと…


不正な歯並びのことを不正咬合(ふせいこうごう)といいます。不正咬合とは、前歯が前に出すぎていたり、下の歯が前に出ていたり、歯が前後に重なって生えていたり、歯同士の間が空きすぎていたりと様々です。こういった不正咬合は、食事の時に食べ物をよく噛むことが難しいため、噛む回数が減って唾液の量が減り、口内が汚れやすい状態になります。
また、歯が重なっていたりするとブラッシングでうまく届かない場所ができ、そこに汚れがたまりやすくなります。
この汚れ(プラーク)をそのままにすると、やがてむし歯や歯周病の原因となってしまいます。

当院では矯正歯科専門の歯科医師が治療いたします

小児矯正治療について
あごの成長や、歯の生え変わりに合わせて治療を行います。本人の成長を利用した治療を行うことにより、骨格的なバランスや噛み合わせも整えることができます。
矯正期間は、前歯が生え変わり始めた頃(8~10歳)から、生え変わりが完了するまで(11~13歳)が目安です。
生え変わりが完了したら、大人の治療と同じ内容になります。
成人矯正治療について
歯周組織の状態が健康であれば、年齢に制限はありません。
ただし、虫歯や歯周病が進行する前の、より早い時期の方が治療の選択肢が広がります。
部分的な矯正や、見た目が気になる方には舌側矯正やマウスピース矯正もあります(状態によってはできない場合もあります)。

当院では矯正歯科専門の歯科医師が治療いたします

矯正治療の流れ
1.初診相談
まずは矯正相談を行います。気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
2.検査
レントゲンや歯型、写真等をとります。
3.治療方針決定
検査結果をもとに治療方針を決定し、ご説明いたします。
4.治療開始
装置の使用開始とともに、1ヶ月~数ヶ月に一度の間隔で通院していただきます。通院間隔は装置の種類によって異なります。
5.治療終了・メンテナンス
矯正で得られた結果が元に戻ってしまわないように保定装置を使用していただきます。

矯正治療|よくあるご質問

Q1.矯正は何歳ごろから始めるのがよいのですか?
A.どの人にもあてはまるような、矯正開始の推奨年齢はありません。しかし、歯並びの乱れが成長期(8歳~14歳)に著しく認められる場合は、成長をうまく利用し体の負担の少ない矯正を行えるタイミングでもありますので、お早めに当院歯科医師にご相談ください。
Q2.大人でも治療できますか?
A.成人の方でも歯科矯正を受けている方はたくさんいらっしゃいます。最近では、中高年の患者さんも多くいらっしゃいます。
Q3.矯正のために歯を抜くことはありますか?
A.基本的には歯を抜かない矯正治療を心がけておりますが、とくに凸凹がひどい場合にはやむをえず歯を抜く場合もあります。しかし、抜いた隙間が残ることはありません。



Q4. 矯正装置をつけると痛いのでしょうか?
A.始めて装置をつけた時には、3~4日ほど歯が浮いたような痛みがありますが、我慢できない痛みではありません。その痛みも1週間ほどで慣れます。
Q5.歯科矯正中にむし歯ができたらどうなりますか?
A.むし歯になったら、その部分だけ装置を外してむし歯の治療を行います。その分、治療期間も延びてしまいますので、むし歯にならないように日々のブラッシングや口腔ケアにも気を付けます。日常のケアについても、矯正専門歯科医師よりアドバイスを行いますので、ご安心ください。

矯正診療日のご案内

2025年1月より毎月第1日曜日、第4土曜日
当院では、矯正歯科専門の歯科医師が歯並びや噛み合わせを検査・治療を行っております。
無料の矯正初診相談は、お一人あたり約30分実施しております。
診療時間は月によってが変更あります。
お電話・Webサイトよりどうぞお気軽にお問い合わせください。

矯正のオプションとして、
ホワイトワイヤー、審美ブラケット
舌側矯正、マウスピース矯正 等ご用意がございます。
ご希望がございましたらお気軽にご相談ください。

矯正の治療費

矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。

矯正治療費
相談料 無料
矯正検査・診断料 ¥33,000
基本施術料 混合歯列期(I期) ¥330,000
混合歯列期(II期) ¥330,000
永久歯列期 ¥660,000
部分矯正 ¥165,000~
保定装置 ¥55,000
調整料 ¥5,500
※以上は税込み価格となっています。
※分割払い可能(分割手数料はございません)。

永久歯列期の矯正治療の一般的な治療期間は2-3年で通院回数24-36回程度です

矯正治療の一般的なリスクや副作用について

すべての医療と同様に、歯科矯正治療にも潜在的なリスクが伴います。しかし、これらのリスクは、矯正治療を避けるべきとされるほど深刻なものではなく、発生する確率が非常に低いものも含まれています。すべてのリスクや副作用が必ずしも起こるわけではありませんが、一度お目通しください。

1

最初は矯正装置による不快感、痛み等がある場合、数日間で和らいできます。

2

歯の動き方には個人差があるため、予想された治療期間が延長する場合もあります。

3

装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要です。それにより治療結果や治療期間が変わります。

4

矯正治療中には装置が付いているため、歯が磨きにくくなることがあります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、しっかり磨いてもらい、メンテナンスを受ける必要があります。

5

歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや、歯ぐきがやせて下がることがあります。

6

ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことや、歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。

7

治療途中に金属アレルギーの症状が出る場合があります。

8

「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が矯正治療中に発生する場合があります。

9

問題によっては、当初予定した治療計画を変更することがあります。

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必要に応じて歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりすることがあります。

11

矯正装置を誤飲してしまう場合があります。

12

装置を外す際に、エナメル質に微小な亀裂が入ったり、かぶせ物(補綴物)の 一部が損傷する可能性があります。

13

装置が外れた後、保定装置を指示通り使用できない場合、後戻りが生じる可能性が高くなります。

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装置が外れた後、現在の咬み合わせに適した状態にするため、補綴物の調整や、むし歯治療による修復物をやり直す場合があります。

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顎の成長や発育によって、かみ合わせや歯並びが変わる可能性があります。

16

治療後に親知らずが生えて、凹凸が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあり、再治療が必要になることがあります。

日本矯正歯科学会HPより参照